先日、ノースサファリサッポロへ行ってきました。
今でこそ札幌のレジャースポットの一つとして人気となっているようですが、私は今回初めて足を運びました。
というのも、ノースサファリサッポロって2005年7月に北海道初のサファリパークとしてオープンした施設なので、ちょうど私が札幌を離れている間にできたんですね。
では、そんなノースサファリサッポロで体験してきたことをご紹介しますので、まだ行ったことがない方は参考にしてみてください。
目次
ノースサファリサッポロへのアクセス
ノースサファリサッポロは南区豊滝という、市内から少し離れた場所にあります。
住所 | 〒061-2273 札幌市南区豊滝469-1 |
営業時間・休日 | 時期により異なります 営業時間詳細はこちら |
電話番号 | お問い合わせ:080-1869-6443 送迎専用ダイヤル:090-3462-5096 |
車で行く場合
今回、ノースサファリサッポロへは車で向かいました。
札幌市内からは車で約30〜40分といったところでしょうか。
ただし、休日は渋滞していてもう少しかかることもあるかもしれません。
道は複雑なことはなく、札幌市内から石山通(国道230号線)をまっすぐ定山渓方面に進んで、豊滝まで行くと左側に看板があるのでそこを左折すれば到着です。
※引用元:Googleストリートビュー
バスで行く場合
車以外だとバスを利用することになります。
出発地によりますが、札幌市内から向かう場合は地下鉄南北線で真駒内駅まで行きます。
そこから「じょうてつバス:定山渓温泉行」に乗って約25分で「豊滝小学校」という停留所までいけるのでここで降車し、さらにそこから無料シャトルバスの乗ります。
ちなみにシャトルバスは土日祝、GW、夏休みはシャトル運行しているので待っていればくると思いますが、それ以外の時は豊滝小学校の停留所についた時点で下記に電話をすると迎えにきてくれます。
ノースサファリサッポロへ行く前に心得ておく事
ノースサファリサッポロは、いろんな意味で普通の動物園とは違います。
それは、公式ホームページの注意事項を読むとなんとなくわかるかもしれません。
かじられたり
突つかれたり
ケガをする
こんな動物園、普通ないですよね(汗)
しかしこれがノースサファリなんです。
普通の動物園は、どんな動物でも檻の中に入っていて、私たちは遠くからその姿を眺めることしかできません。
でもここは触れ合える動物園なんです。
どれくらい触れ合えるかは、この後ご紹介して行きますね。
早速入園してみる
料金を払って入園すると早々にこんな看板がありました。
こんなところに小さな子供は連れてこれないじゃないかって思ったんですが、意外に子供多かったです。
看板の先に進むと今度は大きなライオン?みたいな像がお出迎えです。
口から…ではなく喉?あたりから入ることができます。
出口はくおそら肛門お尻のようです。
まず最初に見えてきたのは動物園と言えば、の定番であるキリンやシマウマのエリアです。
キリンの種類って詳しくないですが、アミメキリンらしいです。
アフリカに生息している動物なんで、北海道の暑さなんてなんてことないんでしょうね、むしろ冬の寒さに耐えられるのか心配なところはあります。
実はこのキリンとシマウマのエリアの中にもう一匹仲間がいました。
でかい猫、サーバルキャットです。
ちょっと角度が悪くて顔がみえませんが…
っていうか、こんなにいろいろな動物が同じエリアにいて喧嘩になったりしないんですね。
それと写真を撮るのを忘れてしまったんですが、ノースサファリではエリアが別れていて「南半球エリア」とか生息している地域ごとに動物がいます。
キリンとシマウマのエリアのすぐ近くに今度はアシカのプールがありました。
このアシカ、人間の考えていることをわかっているのか、水の中をぐるっと泳いでちょうど私たちがみている近くまで来ると水中から出てきて顔を出してくれました。
あと、奥の方にすごい雄叫びをあげているアシカが一頭いました。
たぶん、この日園内で一番大きな声を出していた気がします(笑)
次はカンガルーとワラビー、猛禽類エリアですね。
↓の看板をみるとわかりますが、よくある生態についての情報以外に一番大きな種類であるとか、走るスピードが一番速いと言ったプチ情報も書かれていてわかりやすかったです。
そしてこちらが、カンガルーの中でもっとも大きい種類のアカカンガルーです。
すごく眠そうな顔してました。
仰向けに寝転がって毛づくろいしてます。
どんなに周りに人がきても動じません、全く警戒心なしなんですね。
ちなみにこの子は入り口に書いてあったんですが、怪我か病気が理由で片足がありません。
↑の写真で足に見えるのはしっぽです。
横になってるのでわかりにくいですが、立ち上がると結構な大きさだと思います。
あと、日陰で涼んでいるカンガルーもいました。
そしてこちらはベネットワラビーです。
日向ぼっこしてるっぽいですね。
こちらもアカカンガルー同様に人に全く動じません、そしてピンと伸ばしてる前足がかわいいです。
ハイエナはさすがに単独のエリアでしたね。
個人的に一番可愛かったかもしれないと思っているのが、最近人気のこちら↓
そう、ミーアキャットです。
立ち上がっている姿は可愛いですよね。
おっさん座りしている子もいました。
ちなみに、ミーアキャットには100円で餌をあげることができます。
餌はこんな感じで置いてあります。
おそらく与えすぎないように数が限定されているので、なくなったら売り切れになります。
ミーアキャットも人間が餌をくれることを理解してるので、すぐに近づいてきますよ。
こちらも人気のアルパカ。
夏は熱がこもって熱中症の恐れがあるので体毛だけ刈られるんだそうです。
アルパカのえさやりもできます。
近くに白ヤギさんもいました。
こちらは一見ミーアキャットにも見えますが…
正解はアカハナグマというアライグマの仲間でした。
足の裏を全部地面につけて歩いているのかどうかは小さすぎて識別できません。
こちらはマイクロブタのマヨちゃん。
普通の動物園にブタはいませんね。
ちなみに毛がふさふさですがブタの毛は硬くて剛毛です。
ヘビやワニとも触れ合える
ここは個人的に苦手なゾーンですが、ヘビやワニと触れ合うっていうのも普通の動物園ではできない体験なので、好きな方にはたまらないんでしょうね。
※写真はこの日同行してくれた方です。
定番のヘビの首巻きです。
彼はしばらく楽しそうにしてたんで、私は近くにあるニホンザルを見ていました。
ニホンザルなのにクリスかよって思うのは私だけでしょうか。
猿って猿山とかで群れている印象が強かったんですが、ここは一匹だけなんですね。
なんとなく背中が寂しいです。
恐怖のエサやりZONE
恐怖のエサやりZONEは、ライオンにエサやり体験ができるゾーンです。
とは言っても、ここは完全に檻の外からエサをあげるのでそれほど恐怖感はないですね。
小さい女の子がエサやりしてました。
プレーリードッグハウスなんていうものもあったのですが
プレーリードッグはハムスターのように団子になって寝てました。
エサやり体験がたくさんある
ノースサファリの特徴として、いろいろな動物と触れ合えるんですがエサやり体験系が多いんです。
ただ触れ合うだけだと、動物の気分次第で結構素っ気なかったりしますが、エサやりだと動物も喜んで寄ってきてくれるので楽しいですね。
あとこんな感じでちょっとした食べ物なんかもあります。
チーズハットクはちょっと流行りに乗っかってみたのかな〜って感じはありますが。
そのうちタピオカも追加されるのかな(笑)
こちらのスモールアニマルコーナーでは、うさぎやモルモット、ハリネズミに触れたりエサやりができます。
モルモット
ピグミーヘッジホッグ(ハリネズミ)
でかいうさぎ フレミッシュジャイアント
アヒル
さて、スモールアニマルコーナーを抜けて歩いていると、次に見えてきたのは「エミュー」です。
エミューは↑にもある通り、走ると時速50kmも出るんですね。
でも後ろに下がることができないとかちょっと面白いです。
ちなみに、エミューにも餌やりができます。
迫力あってちょっと怖いですけど、手のひらに餌をおいて差し出すとちゃんと餌だけ食べてくれました。
こちらはアザラシエリア。
さっきも似たようなの見たなーって思ったらアシカでした。
(正直アシカとアザラシの区別あんまりつきませんw)
ただ、看板を見て思い出しました。
ゴマフアザラシってアシベ君にでてきたやつですよねたしか。
パロッツエリア
パロッツエリアってなんだろうって思ったら、鳥のエリアのようです。
パロッツって直訳するとオウムになるみたいですが、オウム以外にもたくさんの鳥がいました。
というかオウムよりインコが多いみたいです。
ジャングルゾーンへ
次のジャングルゾーン。
名前からしてちょっとやばそうかなとか思って足を踏みいれてみると、はじめに出迎えてくれたのは「サルバトールモニター」というトカゲでした。
世界で3番目に大きなトカゲなんだそうです。
爬虫類好きな方はこういうのいいかもしれませんね。(私は爬虫類苦手です)
テレビなどでも人気のあのかわいらしいコツメカワウソもジャングルゾーンなのは意外でした。
仲良くじゃれ合ってます。
カワウソにも餌やりができます。
小さな穴が開いていて、そこから餌をあげるんですが、穴の近くまで餌を持っていくとカワウソが手を伸ばして餌をとっていきます。
一生懸命手を伸ばしている姿がなんともかわいいです。
こちらはビントロング。
別名「クマネコ」と呼ばれていて、しっぽをものに巻き付けるちょっと珍しい哺乳類です。
だらっとしている感じがちょっとナマケモノに似てる気がしますね。
ケヅメリクガメ。
こんなでかい亀の実物は初めて見ました。
コウモリもいました。
ルセートオオコウモリという種類です。
本物のナマケモノもいました。
まったりなカピバラさん。
ここまでが、ノースサファリサッポロのメインエリアです。
最初はこれだけだと思っていて、案外小さいんだなと思ったんですが実際にはまだまだでした。
イベント広場とデンジャラスの森へ
メインエリアから少し歩くと、イベント広場があります。
ここではいろいろなイベントを行うようですが、私が行った時にはまだ何もやっていませんでした。
ただ、イベントに出演する大きな馬が一頭いました。
そしていよいよ「デンジャラスの森」です。
ある意味、ここからがノースサファリサッポロの醍醐味が味わえるエリアと言っても過言ではありません。
なぜノースサファリサッポロが危険な動物園といわれるのか、その理由もわかります。
ここからはすべて自己責任
デンジャラスの森の入り口にはこのような看板があります。
全て自己責任です。
と、堂々と書かれているとちょっと怖くなりますね。
ほんのすこしの覚悟を決めて入場すると、キタキツネの悟空くんがお迎えです。
ちょっと拍子抜けですね。
しかもお昼寝中でした。
ここからが本当のデンジャラスゾーン
デンジャラスの森の中にある「デンジャラスゾーン」が本当に危険なエリアのようです。
デンジャラスゾーンに入るには、入り口で誓約書を書かなくてはならないのです。
誓約書を書いてデンジャラスゾーンに入って最初にいるのは「スカンク」です。
確かにスカンクの放つ異臭はひどいと聞いたことがありますがどうなんでしょうか。
残念ながら?この時スカンクは巣の奥にいたので何も起きませんでした。
道はこのように細長い橋のようになっていて、綱をつかみながら進みます。
スカンクエリアを無事取りすぎたら今度は…
ヤマアラシです。
ヤマアラシは背中の方にとても鋭い棘を持っています。
ライオンやハイエナに襲われた際に後ろ向きで突進して攻撃することもあるとか。
そしてその傷よりも厄介なのが感染症です。
もしヤマアラシがいても近づいてはいけません。
ヤマアラシエリアを過ぎると次はピラニアです。
ピラニアは確かに危険な魚ですが、水に落ちなければ大丈夫だろうと思ってました。
でも興奮するととび上がって噛みついてくるらしいです…
この赤い部分が橋で、右側の水槽は蓋がありません。
ピラニアの後はなぜかワーム地獄です。
怖くはないけどとりあえず気持ち悪いです。
次は猛毒を持つドクトカゲです。
本当に猛毒を持っているドクトカゲだとしたら、こんなすぐ近くにいて本当に大丈夫なんでしょうか。
ワニは明らかに危険です。
プレミアム体験メニュー
プレミアム体験メニューでは、トラやクマに餌やりをしたりフクロウの腕乗せ、鷹匠体験、キツネの抱っこなどができます。
フクロウは最近よく見かけるところが多くなりましたが、ここには結構多くのフクロウがいました。
こちらはメンフクロウ。
スズメフクロウのすずちゃん。
小っちゃくてかわいいです。
なんかわらってるっぽいアフリカオオコノハズク。
その他大勢(笑)
こちらは鷹匠体験の鷹。
犬小屋に住んでいるキツネ。
ツキノワグマのゴロー。
こちらはトラの餌やり体験です。
檻の中、トラの目の前まで行って餌をやれます。
最後に、ゲテモノを食べたい方はぜひこちらも試してみてください。
私は無理です。
普通の動物園とは違った面白さがありました
ノースサファリサッポロは、一般的な動物園と比べると全く違う体験ができます。
主に餌やりなど動物を触れ合うことができるものが多かったですね。
普段なかなか触れ合うことができない珍しい動物を触れ合いたい、ちょっと変わった体験がしてみたいという方には、ノースサファリサッポロはおすすめなのでぜひ足を運んでみてください!!
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